「まだ毎日が最後の晩餐」玉村豊男

エッセイスト・画家・ワイナリーオーナーの玉村豊男さん。料理エッセイでもあり、レシピ本でもあり、小さな世界旅行記であり、たとえばフランス留学なんか考えている向きには、ちょっとした生き方ガイドでもあるかも。軽い読み物で寝ながら読めるし、料理の写真がどれも美しい。
玉村さんは、東大仏文卒で、フランスに留学後、通訳や翻訳業をしたのち文筆の道へ。いわゆるシェフの人ではないので、割と自由な料理。こだわるところと適当にやるところが半分ずつくらいの書き方で、料理素人には読みやすくとっつきやすい。魚なんか、内臓とるのが面倒だから、魚屋さんで下処理してもらうとか、これ料理人のエッセイでは書かれないよね。でも、我々だって、捌くの好きな人もいれば、血と鱗で汚れるのが嫌な人もいるんだ。
インドでカレーを食べる話はなかなか面白かった。カレーだけでないインドの富裕層の話なんだけど。

ステーキのところが一番そうか~と思ったのがステーキの焼き方。
「かっては、ステーキを焼くときはむやみにひっくりかえさない、強い火で表と裏を一度だけ焼くのがよい、と教えられたものだが、いまは逆に、高温で急速な加熱を続けて肉にストレスを与えるのはよくない、という考えが主流にんらい…」
いろんな、ストレスを与えない方法が紹介されているのだが、結局これだけで一冊の本が書けるとか。
A5のシモフリ和牛なんか、見ただけで食欲が減退するとか。で、食べるのは和牛のランプだったりする。多分高いお店のだろうな。玉村さん、牛は時々食べたくなる、普段は豚などというスタンス。そして、魚もマグロなどの刺身系ということで、かっこつけた料理オタクではないということみたい。

料理は、自分は、楽しい。お昼ごろになると、晩御飯何にしようかなと考える。作るのが楽しい。あと少しでも盛り付けおいしそうにしたいと、ちょっとだけ工夫する。でも食器とかには手が回らないのです。昨日は久しぶりに外で焼肉屋さんに行ったけど、もうあんまりおいしくなかったな。外食はあまりしなくてもいいかな、という感じ。それを連れに話したら、そうね焼肉はしばらくいいかも、と同意をいただいた。まあ、でも今日の晩御飯は豚のリブロースなんですけどね。ただし、二人で一枚を半分こ。もう180gくらいだとちょっと重い感じ。

 

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