遠野プチ旅…NHKドラマ「母の待つ里」のロケ地訪問 その1

9月下旬にNHKBSで二回、各1時間半のドラマ「母の待つ里」が放映された。ドラマは朝ドラと大河しか見ていなかったが、主演が宮本信子ということで、ついみてしまったら、なかなか面白くて二回とも視聴。宮本が故郷遠野の母親役、その子供たちが、中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵之介(ひかる君のまひろの夫役)と豪華。原作は浅田次郎、舞台は遠野、ということで、まあ、普通に見ますね。
以下のあらすじはHPより

あらすじ
 男は東北のとある駅に降り立った。大手食品会社の社長として東京で多忙な日々を過ごす彼は、上京して以来、じつに40数年ぶりに故郷を目指すのだ。
 実家ではすっかり腰の曲がった86歳の母・ちよが、彼の親不孝を責めもせず、温かく迎えてくれた。父亡きあと一人で家を守ってきた母は、囲炉裏端に心づくしの手料理を並べ、薪で風呂を沸かし、寝物語に神隠しにあった村の娘の話を聞かせてくれた。「母は、自分の息子も神隠しにあって帰ってこないのだと考えて自らを納得させていたのだろうか」。布団の中で男はこれまでの人生を振り返る……。
 しかし、彼はこの慈愛に満ちた〈母〉が本当は誰なのかを知らない。ただ、ここが「ふるさと」であることだけは知っている――。

 物語は〈母〉のもとに足を運ぶ還暦世代の男女3人の視点で進んでいく。彼らをそこへ導いたものは? そして帰る場所を持たない彼らが見つける「ふるさと」とは?
 それぞれの家庭、仕事、来し方、迷いや疑いをリアルに、時にユーモラスに綴りながら、次なる人生の道しるべを見出していく姿を描く。


*ドラマとしては、まあ平均的かな。静かな展開で奇をてらうようなどんでん返しみたいなものはない。見どころは宮本の演技だと思う。作品の中で宮本は、演ずる人を演じている。ほんの少しの罪悪感とか、ためらいとか、そして本音とかを演じ分けている。興味がある方は、無料で登録できるNHK+でみられるはず。二本で3時間かかるので時間のある時にでもどうぞ。

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まあそれで遠野に昨日行ったのですが、それは次のポストで

 

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