「ずっとあなたが好きでした」歌野晶午(文藝春秋) 短評です

名作「葉桜の季節にきみを想うということ」の歌野晶午さんの、「ずっとあなたが好きでした」。なるほどそうきたか、という感じ。歌野ファンなら、まず気に入るでしょう。
ただし、この本かなり長い!単行本で588ページです。13篇の短編小説がそれぞれミステリー、またはミステリー風の味わいで、まあまあな出来。そしてこの13篇が最後の二編で一気に大きなストーリーに盛り上がってくるという形です。これ以上は書きません。
自分としては、一つずつの短編がやや凡庸な点と、全体が長すぎるという点で、今一つ高評価はできないかな。あと、主人公に共感できない💦全体のトリックは良し!です。
昔読んだ「葉桜の季節に…」を再読したくなった。
 

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