バッハをギターで聞いたら…John Feeley とJózsef Eötvös(ヨージェフ・エトヴェシュ)

 夜寝る前によく聞く曲を二つ紹介。いずれもバッハの作品をギターソロで弾いたもの。ギターの名手による珠玉の一品という感じです。今週風邪をひいてしまって、二日寝込んでようやく動き出したところ。布団でじっとしてるときにとても効きます。

一曲目は、バッハの無伴奏チェロ組曲をジョン・フィーリーがギターソロで弾いたもの。

バッハ 無伴奏チェロ組曲

フィーリーはアイルランドのギタリスト、作曲家、教育者で、バッハの作品のギター演奏で有名である。今回は無伴奏チェロ組曲のギター版だが、ヴァイオリンパルティータのシャコンヌなどのギター演奏でも知られている。すごく好きな曲で、チェロでもよく聞くのだが、最近はこっちのギター版がお気に入り。

もう一曲はこれ。

ゴルトベルク変奏曲 ギター版


József Eötvös(ヨージェフ・エトヴェシュ)というハンガリーのギタリストによる、バッハ『ゴルトベルク変奏曲』。『平均律クラヴィーア曲集』などと並び、バッハの鍵盤曲のなかでももっとも有名な曲のひとつ。世界的にはマイナーなギタリストなのだろうが、このアルバム、素晴らしくバッハの世界そのものといってよい。ゴルトベルク・ヴァリエーションは、グレン・グールドのピアノでもあまりにも有名だが、また別の世界に誘われた気分になる。

クラシック音楽は、あまりにも幅広く、演奏者も聴き手も千差万別。自分は一番隅っこのの一番下っぱあたりだろうけど、適度に楽しんでいる分には構わないか、みたいな気分です。



コメント