https://www.city.semboku.akita.jp/news_topics/whatsnew.php?id=411
今後クマ事件があった場合、ヘリでの捜索と自動車が入れる林道までの捜索しか行わないということ。原則として、だろうけど。鹿角で警察官二人が襲われた事件、警察官のほかに消防や役場関係全部で8人くらいいた中での、クマの襲撃だったので、なかなか衝撃的。大勢でとか、音を出してとか、普通のクマ対策がまったく効果がないこともあると分かったわけで、それを受けての仙北市の対策だろう。
今後、市としては、ほっておくということなんだろうか、何か対策をとっていくということなのか、なかなか不安が残る対応ではある。
ちなみに仙北市では以下の告知を昨年行っている。その地図で、実際のクマ襲撃事件のあった場所が明示されている。今までこのような形で一般に公開されていたのは知らなかった。玉川温泉のすぐ近く、焼山への登山道の脇と、有名な大場谷地(昨年訪れている)の向かいの山林の中だった。登山者や観光客が普通に立ちいる場所なのがショッキングだ。
https://www.city.semboku.akita.jp/news_topics/whatsnew.php?id=3617
地図はこちら
https://www.city.semboku.akita.jp/file/10169.pdf
今回の鹿角の事件については、小坂町のHP
https://www.town.kosaka.akita.jp/machinososhiki/kankosangyoka/norimpan/2496.html
事故現場の地図
https://www.town.kosaka.akita.jp/material/files/group/14/nyuuzannkinsi.pdf
こちらも十和田湖の発荷峠付近。
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長年山歩きをしていて、登山回数は数えきれないほどだが、これまでクマに遭遇したのは3回しかない。3回とも秋田岩手県境だった。うち一回が八幡平焼山で、目の前10数メートルのところ、木道を横断しているところに遭遇した。クマが気付いて悠々と茂みに消えていったので何事もなかった。残り二回も秋田駒、乳頭方面だったと思う。結構距離があったので、クマの動きを落ち着いてみることができた。二年前は、岩手滝の上で、入山直前の林道を車運転中に目の前に現れたりした。やはりこの付近のクマ密度は結構高いというのが実感。登山者がクマに襲われる事件は、以前はほとんどなかったが、ここ数年で何件かでてきている。早池峰の登山口の事件は去年だったか、今年は金ヶ崎駒ヶ岳でもあった。クマの数が増えているのが一番の原因だろう。遭遇事故も当然増えるということ。このまま何も手を打たないとクマの事故は増えていくのは目に見えている。
どのような対策がとられるべきか、登山者である自分はどうしても自分の都合を第一に考えてしまうので、意見は控えるが、県や市がクマの数そのものをコントロールする方向にいってくれればと思う。山に行かなければいい、放置するという流れにならなければいいな。
最後に、クマにあったときどうするか。研究者の米田さんの話はこうである。
https://www.fnn.jp/articles/-/460635
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