虎毛山 2023/6/10

五年ぶりに虎毛山に向かう


<はじめに>>

2018年夏の豪雨で赤倉沢林道が崩壊し、その後ずっと通行止めだった。湯沢の虎毛山開きも行われず、市のHPには「登山できない」旨のアナウンスが更新されず残っていた。
先日の6月6日にヤマレコとヤマップに地元の湯沢山岳会の方が登山道整備の記録をアップされた。まだ正式なものではないが、一応通行できるようになっており、工事のない土日なら入っていくもことも可能。登山道は一部整備しているがまだ手がまわっていないので、自己責任でなら入山できるのでは、という趣旨のことを書かれていた。
以前に湯沢にTELした際も、この山岳会に様子を聴くようにと連絡先を教えていただいたことがある。一応この登山道整備をされている方のようだった。
以上のことをいろいろ考慮し、今回登ってみることにした。
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昨年下見したときは、赤倉沢林道は全く入れなかった。今回は入り口から2キロほど入れた。通常は4キロ。なお、この林道はできたばかりで全くフラットな状態。あちこちに大きな待避所を兼ねた空き地ができていて、どこにでもとめられそう。このチェーンの前には8台位駐車可能。写真には「立ち入り禁止」の看板があり、これを越えていいのかどうか悩むが、山岳会の方のお話もあるので、車での立ち入りと無理やり解釈して越えさせてもらった。
林道が終わるとすぐにいつもの緑濃い道になる。懐かしい。
崩壊場所は雪渓がほぼ消えて、水線に沿って歩ける。
ノビネチドリ
渡渉点は今回は厳しかった。初めはこのように。後半は壊れた木の桟橋があるがこっちが、滑って、グラグラで怖かった。水の中を歩いても脛くらいなので、心配ならそっちを。
二か所でコケイラン
急登600mの中間点で一息つける
ブナ林になるとさらに斜度があがる
600あがって、息も絶え絶え
虎毛がようやく見えてくる
山頂小屋

チングルマが咲き出している
湿原と池塘
ずっと木道が伸びる
奥の山は鬼首の禿岳
奥の山は須金岳 栗駒はうっすらとしか見えなかった。
このあたりの木道に座ってお昼。木道の脇にチングルマが一杯咲いているので、植物を踏まない場所を探すのが難しいくらい


ヒナザクラもあちこちに
イワカガミはこれから
小屋の中はいつもの感じで・・・
ツバメオモト
崩れていないタムシバ
奥は高松岳 みぎの黒いのが秘峰の前森山 kamadamさんのレコしか知らない

この橋がやばい 下山時は乾いていて大丈夫だったが、揺れるのは同じ。ロープはこれはあてになりません。半分渡ってすぐに浅瀬に降りのがいいかも。

虎のしずくはちょろちょろ
距離10.7 km 登り974 m 
山行 5時間47分 休憩 1時間22分 合計 7時間9分
スタート8:42  9:29赤倉沢渡渉点09:36  11:18虎毛山高松岳分岐 
12:23虎毛山13:08  13:55虎毛山高松岳分岐13:58 15:09赤倉沢渡渉点 15:51ゴール

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