ジャズ喫茶のリクエスト  ジャズを聴いていたころ③

仙台のジャズ喫茶、いろんな系統があって、自分が働いてたアドは多分一番
オールドファッションドな店、というかこだわりのない気楽な店だった記憶。
お客さんのリクエストも、大スタンダードナンバーが多かった

ビルエバンスの「 Waltz for Debby 」(ワルツ・フォー・デビー)
ビルエバンスのオリジナル。これを弾きたくて大人になってからピアノを
始めた人もたくさんいたらしい。自分もピアノとギターの楽譜をもっている
(弾けるというわけではない)
女性のリクエストが多かった。何度聞いても、いつ聞いてもうっとりする。


バド・パウエルの 「Cleopatra's Dream 」クレオパトラの夢
若くして亡くなったピアニスト。この人とトランペットの
クリフォードブラウンは夭折したハードバップの天才たち。
ジャズメンは、薬物のこともあるけど、若くして亡くなった人が多い。

最後は帝王マイルス・デイビスの初期の名盤であり、ジャズの金字塔の一つ
「Kind of Blue」カインドオブブルー

1959年のアルバム。マイルスは自分がジャズを聴き始めた70年頃に
「Bitches Brew」を出していて、これはこれで衝撃的なアルバムだった。
モダンジャズの大いなる変遷を体現し、しかもいつもその主流を牽引してきた、
まさにジャズ界の「帝王」。

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