8月30日の歌壇俳壇

 今日の朝日新聞の歌壇俳壇から


・恋人が恋人に「え?」と聞きかえす夜の電車のやわらかな場所 (和泉市 星田美紀さん)

  *好きな雰囲気の短歌。新聞歌壇的じゃないけど。このような顔近づけて耳を寄せている風景って、誰かの短歌にあったのだが、思いだせない。

・災害にひとたび遭えば雑魚として扱われるらしこの国の今(善通寺市 安藤千代さん)

 *10年たっても、熊本の避難所の有様は変わらず。簡易ベッドを(段ボールベッドでも) 48時間以内にいれる。それだけのことが、15年たっても、10年たっても、できない国になってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・主夫業のけふは休日鰻食ふ (茨城県三浦村 杉山満さん)

  *いいね。たまにお休みしておいしいものを食べて元気だそう。

・酷暑などと名を付けるから大威張り (高萩市 小林紀彦さん)

  *気象庁会見は、まあご苦労様ではあるが、あまり役に立たない。

   酷暑って名付けて、それでどうした、ということ。

・沖にまだ未来はありや草田男忌 (延岡市 金丸浩樹さん)

    *中村草田男の俳句は「玫瑰(はまなす)や今も沖には未来あり」ハマナス咲く広々とした砂浜の向こう、大海原がひろがっている。世界が向こうに広がっている、そんなイメージ。


コメント