輪島の投稿歌人 山下すてさんのこと  

 1月3日の朝日新聞「天声人語」で読者投稿歌人だった山下すてさんのことが取り上げられた。1980年代から90年代によく投稿され、もう亡くなられた方だが、輪島の朝市のことも題材にされていたとのこと。新聞では次の二首が再度掲載されている。

      雪深くなれば葱売る小母さんもいつもの場所にいない朝市

      半襟に小花刺しつつ耳澄ます海原を来る正月の音

輪島の朝市の賑わい、そして遥かな日本海の広がりが目に浮かぶようだ。そしてお正月…なんという正月だったことか。



一刻も早い被災者の救援を願う。行方不明の方々が見つかりますように。
少しでも今より少しでも安心して眠ることができますように。
暖かい食事がとれますように。

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